チーム医療 排尿自立支援チーム

診療・各部門

膀胱留置カテーテル抜去後、下部尿路機能障害を有する患者さんに対し、安心・安全で納得できる排尿管理を提供するため、平成28年7月より排尿自立支援チームが発足しました。チームを構成するメンバーは、泌尿器科医師、理学療法士、事務職員、皮膚・排泄ケア認定看護師、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師です。チームと病棟看護師が協働して個々の患者さんの身体面社会面精神面を考慮した援助を行っています。

チームの主な活動ですが、①チームラウンドとカンファレンス:当院は1970年代より脊髄損傷、二分脊椎、脳卒中などの各種神経疾患による排尿障害で悩む患者さんの治療を積極的に実施してきた歴史があります。患者さんの排尿自立をめざし、毎週火曜日と金曜日にチームと病棟看護師が協働して個々の患者さんの身体面社会面精神面を考慮したケア計画・実施・評価を行っています。また②スタッフ教育:下部尿路機能障害に関して適切なアセスメントが実施できるよう研修を行っています。

チームはまだ成熟していませんし現在実施している方法がベストでもないと思います。現行よりもよりスマートに最適なケアが提供できるよう、チーム内でいつでもどこでも職種は関係なく相談し合っています。